2014年6月1日、ルミナスタジオは『楢崎留美のルミナスダイアリーシリーズ』4周年を控えたリニューアルのためのクラウドファンディングを実行しました。
 YouTuberの間でのクラウドファンディングの実行例・成功例は共に少なく、殆ど未知の領域とも言えるチャレンジは如何にして成功を納めることができたのか。このページでは、プロジェクト成立のために行ったアクション等を、今後クラウドファンディングへ挑む皆様への参考になるはずと思い、用意させて頂きました。

●クラウドファンディングの計画

 ルミナスタジオがクラウドファンディングを計画していたのは2013年の夏頃。
 当初はチャンネルの運用資金を如何に集められるか程度の計画でしたが、長くクラウドファンディングのリサーチを続けていくたびに考えつくのは、やはり『プロジェクトは明確である必要がありそう』という考えでした。
 確かにその通りだったようで、クラウドファンディングのプロジェクトに求められるものは『出資する側の人間がプロジェクトに対して価値を見出す』ものが前提であり、YouTubeチャンネル自体に価値をPRするには方針が曖昧で、出資を募るには効果が薄いということが実行に向けたリサーチによって判明してきました。
 
 クラウドファンディングを実行するためには、それなりに一つの活動に対して実績が必要となるでしょう。
 それにはジャンルは問わず、何らかの活動で一定の評価を得、支持を頂けるいわばファンを一定以上獲得していると、より有利にプロジェクトを進めることができるはずです。
 ルミナスタジオは2013年時点ではチャンネル登録数もデイリーの視聴数も多くありませんでした。そのため実行をしばらく遅らせ、注目度の上がるタイミングを伺うべく、その時が来るまでリサーチへ徹することにしました。
 
 そしてどのようなプロジェクトを作りたいかをじっくり考えていくと良いでしょう。
 今回ルミナスタジオが構想したプロジェクトは『4周年を見据えたイラスト関連のコンテンツリニューアル』で、後述しますがそれを如何に魅力的なプロジェクトであるかを伝えていく準備を進めていく必要がありました。
 
 書籍などでリサーチするのも有効かもしれません。参考書籍として以下のようなものがあります。

 

●クラウドファンディングのプラットフォーム

 現状、国内で展開されるクラウドファンディングのプラットフォームは幾つかありますが、その中でもどういったジャンルのプロジェクトがあるかをしっかりと調べていくと良いでしょう。
 プラットフォームによって、特定のジャンルに特化したものや多く投稿されているジャンル等の傾向があり、利用されている層がどういったジャンルに興味を持っているかを図ることで、自分または自分のチームのファン層以外のユーザーを集めやすくなります。
 
 『クラウドファンディング』で検索を行ってみると、様々なプラットフォームが出てくるのが分かります。最大手である『Ready for?』や『CAMPFIRE』など、それぞれのプラットフォームの性格をよく把握し、自分が作るプロジェクトにマッチする場所で掲載を申請するようにしていくと、効果的に支援者を募ることができるはずです。
 ルミナスタジオが今回選択したのは『Motion Gallery』。こちらは映画や演劇関連のプロジェクトが多く投稿されており、映像という分野で共通するルミナスタジオのプロジェクトは、異質でありながらも共通の方針を持ち合わせている部分が多いと考えました。
 

【リンク】
『Ready For?』(レディーフォー)
https://readyfor.jp
 
 
『CAMPFIRE』(キャンプファイヤー)
http://camp-fire.jp
 
『MotionGallery』(モーションギャラリー)
https://motion-gallery.net

●公開するプロジェクトを形にする

公開するためのクラウドファンディングプラットフォームを決めたら、いよいよプロジェクトの草案を公開できる形にする作業が始まります。
 殆どのプラットフォームでは、最初にプロジェクトの草案を投稿し、担当者と一緒に細かい肉付けをしていくことになるようです。ルミナスタジオの場合も、最初に1000文字程度で済むプロジェクトの草案をプラットフォーム運営側に提出し、掲載の承諾を頂いてから実際に細かなプロジェクトのページ原稿を制作し始めました。
 
 プロジェクトの詳細を制作する際に必要な要点は幾つかあります。Motion Gallery様のページにて、ルミナスタジオの実際に掲載されたプロジェクトページを参考に、以下の要点をまとめてみました。

 

 ◇(1)自分たちはどういった事をしているのか
 
 プロジェクトを掲載した時、恐らく大半の人が自分たちの存在を知らなかったと想定しておく必要があります。
 そこでルミナスタジオは、成したい事を最初に述べるのではなく、まず『知ってもらう』ことを優先するため、プロジェクトの冒頭は活動……すなわちルミナスダイアリーシリーズの紹介を行っていきました。
 キャラクター紹介や制作者であるBreakthrough_ace.輝鳴の経歴なども、ここで紹介していました。

 ルミナスタジオ公式サイト用の画像や今までアップロードしたプロモーションビデオ等も活用し、作品を事細かく説明をしていくことで、後にプロジェクトの説明を行うときに新規視聴者層が自分たちの求めていることについて納得してくれる確率が上昇します。
 クラウドファンディングの活動で重要なのは、やはり『納得のいくプレゼンテーション』ではないでしょうか。
 伝える、ということに主催者は全力を注ぎ、ローンチ後は期日終盤まで力をセーブしながら広報していく必要があるでしょう。

 

◇(2)プロジェクトの成立によって周囲にどういった影響を与えるのか
 
 ルミナスタジオはYouTuberとして活動しているため『大半のYouTuberの活動資金不足』と『YouTuberにおけるクラウドファンディング活用事例の少なさ』の二つをメインとし、自分のプロジェクトの成立によって『事例』が出来上がることを第一に主張しました。
 
 ここで現在市場が広がりつつあるYouTuberという活動を、左記の活動履歴ともいえる写真を用いて紹介していきます。
 YouTuberのクラウドファンディング活用の事例が出来上がる事で、より多くの人が追従するための情報を構築することができ、動画投稿者内でのクラウドファンディング市場の活性化を狙うことができる、という事をしっかりとプロジェクトの大義として設定し、ファン層以外のユーザーへの説得力を向上させる土台を作っていきました。
 ただ、嘘を言ってはならないのは当然の事なので『実際にYouTuberがクラウドファンディングを使った事例はあるのか』をリサーチしていきました。
 
 少なくともルミナスタジオが発見した、YouTuberによるクラウドファンディング実施事例は当時2つのみで、それ以外は見つけることができませんでした。(もちろん様々な業種業界の方が動画を通してクラウドファンディングのPRをしてはいますが)
 これにより、YouTuberのクラウドファンディング利用事例を増やすという大義を、自信を持って掲載することが可能となりました。

 

◇(3)プロジェクトの説明
 
 ここでようやくプロジェクト本体の説明を行いました。大義である『クラウドファンディング活用事例を作る』を達成させるためには、自分自身がクラウドファンディング自体のメリットを享受する必要があります。
 このため、プロジェクト自体は自分自身のことを扱っていきます。

 プロジェクトの説明の前に大義を語るのは、多くの方に影響が出るかもしれないプロジェクトだというPRを強くすることができるだけでなく、このプロジェクト自体がより大きなチャレンジのように見せることができ、魅力を相乗的に引き上げることが可能となります。
 自分たちの目的以外にも『このプロジェクトは自分以外の人達にとってどういった影響をもたらすのか』を最初に論じる手法を用いて、ルミナスダイアリーシリーズのイラストリニューアルというプロジェクトがとても大きな挑戦であることを主張することができました。

 

 ◇(4)目標金額と調達方式
 
 目標金額は350,000円と設定しました。これは、イラストレーターであるそらのんさんとの雑談にて上がった一つの基準で、『3キャラ分の立ち絵イラスト』『キービジュアル2枚』『ルミのシングルイラスト』の合計6セットの発注を考えたとき、200,000円でのセット発注が必要だろうと判断したためです。
 残りの115,000円は、出資された方への見返りとなるリワード制作予算とそれの発送コストとして準備しました。
 
Motion Galleryは『目標金額へ到達した場合に集まった金額の10%』という低い手数料が特徴で、尚かつ『未到達時でもファンディングが実行できる』方式も選択できました。(サイト内ではプロダクション・ファンディングと呼ばれています)
 しかし、ルミナスタジオにとっては初めての試みでもあるチャレンジのため、目標金額へ十分に到達しなかった場合でもファンディングが実行された場合、リワード制作予算やオファー予算などで不足が発生する危険を伴います。
 ファンディングが実行された場合、資金の有無にかかわらず宣言した誓約は必ず実行する必要があります。
 そのため、出資者と自分たち双方にリスクが発生しないよう、クラウドファンディングの最も標準である『All or Nothing方式』を採用しました。

 目標金額へ到達しなければファンディングは一切実行されず、出資者側も投資したお金がそのまま戻ってくるため、成立した際に十分な予算をもってプロジェクトを進めることが可能となります。

●掲載が始まる前に行ったこと

 日本国内におけるクラウドファンディングの認知度は、想像以上に低いことが一番最初に構想した2013年から認識をしていました。
 恐らくルミナスタジオを毎度視聴されているユーザーの方も、クラウドファンディング自体の認知度はあまり高いわけではなく、そのまま掲載した場合『不特定多数の人間から小額の出資を募る』だけの説明ではネガティブに捉えられてしまう可能性がありました。
 
 ルミナスタジオはウェブ動画制作を毎週定期的に行う『YouTuber』です。
 ここで、毎週投稿するルミナスダイアリーシリーズにてクラウドファンディング自体の説明を始めに行うことにしました。

 

 プロジェクトの説明の前に、根本的なクラウドファンディングの説明や活用事例などを紹介しておくことで、今から自分たちが行うことをより深く知って頂くことができると考え、動画を用いてこれを説明し、ルミナスタジオのプロジェクトを紹介しPRする土台を作ったのです。
 
 クラウドファンディング自体の説明をしっかり行った後に自分たちのプロジェクトの説明を行います。
 出来る限りプロジェクト主本人が登場して説明するのが望ましいですが、ルミナスタジオはキャラクターが主役を担う特殊な方式を採用しているため、Breakthrough_ace.輝鳴本人の説明力を最も活かせる『図を交えてキャラクター自身が説明する』手法でプロジェクトの説明とPRを行いました。

 図を複数用意するのは手間が掛かり、動画の更新ペースに支障が出てしまうため多くは用いることはしませんでしたが、もし時間に余裕がある場合は適切な範囲で多く用意し、分かりやすく説明できるようテキストや台本を揃えておくと良いでしょう。
 殆どのプラットフォームからも推奨されている通り、動画による説明は非常に効果的で、十分なPRができていればより多くの支援者を獲得することが可能となります。
 
 冗長になりすぎない範囲で複数回に分けてプロジェクトの説明を行うことで、実施前からより多くの方への支持を頂く活動をすることで、非常に肝心なスタートダッシュを円滑に進めることができると思われます。

●動画による常設PRコーナーの設置

 動画を定期的に投稿するYouTuberにとって、そもそも動画自体がクラウドファンディングのPRで非常に効果的なため、これを活用しない理由は無いでしょう。
 ルミナスタジオは動画の最後にてクラウドファンディングの進捗状況を毎回公開することで、現在どれだけの資金が集まっているかを視聴者へ短いスパンで伝えることができました。


 動画投稿者ならではの手法でクラウドファンディングの進行を盛り上げていくことで、1,000を越えるPVを稼ぐルミナスタジオは効果的にクラウドファンディングのプロジェクトを推し進めることができると想定しました。
 もし更に大規模なチャンネルと視聴者数を有するYouTuberの方ならば、この手法は更に大きな効果を発揮し、ルミナスタジオのケース以上に多くの出資を得ることができるかもしれません。

 

●SNSを用いた情報の”拡散”準備

 今日のインターネットでは、TwitterやFacebookなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が非常に盛り上がりを見せています。プロジェクトのPRを推し進めるためにSNSを用いるのも有効です。
 Twitterの外部による定期自動投稿サービスを使用し、毎日3回のPRツイートを行い、毎日進捗状況をつぶやくことで数百のフォロワーに対して大きなチャレンジに挑んでいることを大きく伝えることができました。
 
 Facebookでの繋がりはあまり大きくないルミナスタジオですが、それであっても非常に大きなPRのソースであるため、もし眠らせているSNSのアカウントがある場合は久々にそれを目覚めさせ、クラウドファンディングのPRに用いると、目標の達成が幾分か早まる可能性もあるかもしれません。
 
 ルミナスタジオが使用したBOTサービスは『TwiRobo』というもので、Twitterアカウントを所持していればすぐに使える自動投稿サービスです。
 
『TwiRobo』
https://twirobo.com

●掲載後に継続して行ったこと

 クラウドファンディングのプロジェクトが掲載され、募集が開始された直後すぐに出資者が現れて来た場合、先述の『掲載前の活動』が成功していると見て良いと思われます。
 しかし、一番重要なのはこの本番中であり、常に動き続けていることをプロジェクトを見ている人へアピールし続ける必要があります。
 
 YouTuberにとっては、このアピールは非常に容易だと思われます。必ず定期的な投稿を続けるYouTuberは、その日の動画で進捗状況を詳しく伝えることもでき、継続性を出すことはこの時点でクリアできているからです。
 しかし、いくら継続性をアピールできるYouTuberであっても、視聴者以外の対外的なアピールを行うためにはまた別のアプローチが必要となります。
 この継続性を対外的にアピールするためには、また別の情報媒体による更新……すなわち、プロジェクトページによるアップデート機能を用いると効果的と思われます。
 
 
 クラウドファンディングプラットフォームで用いられるアップデート機能は、プロジェクトの進捗を支援者へ伝えるための窓口ですが、今までの活動や物事の考え方を支援者へ伝えることもできます。
 これを利用し、ルミナスタジオが考えるビデオブログの在り方を伝えるコラム『ビデオブログを考える。』を連載しました。
 ルミナスタジオは未だプロとは呼べるほど経験を積んでいるわけではありませんが、このように現在投稿している方式とは趣を変えた媒体によるコンテンツを提供することで、既存の支援者だけでなくそれ以外の支援者に対してもプロジェクトの大きさや覚悟などを伝えることができました。
 このコラムは20日間続け、ほぼ毎日の更新を実施していました。ルミナスタジオのプロジェクトがMotionGalleryのトップページへ常に載り続けていたのは、こういった工夫があったためです。
 
 現在定常的に投稿している作品とは趣向の違うものを投稿し続け、掲載前から継続している常設PR、そしてSNSによるPRの三段構えで、掲載後の活動は進行していきました。

 

●勢いの配分

 常に最大スピードでPRしすぎると、SNSや動画投稿の内容がクラウドファンディングに寄りすぎてしまい、視聴者やフォロワーにも飽きられてしまう可能性があります。
 プロジェクトをスタートして一定期間を過ぎたあとは、できるだけ通常のコンテンツを投稿していくことに意識を向けていきました。無理にプロジェクトのPRを行わなくても、掲載前から設置した常設PRのシステムが一定の宣伝を続けているのと、毎日アップデートするコラムの掲載を止めてしまわないためにも勢いを一度鎮めてパワーを蓄える必要がありました。
 
 クラウドファンディングの大半のプロジェクトは、工程日数の中間部辺りが鎮静する期間であるといわれ、この間は後半へ向けた下地を作る活動を進めていくのを推奨しています。
 そのためルミナスタジオのプロジェクトも中間部は、それに向けたPRの整備を中心に活動を行っていきました。
 
 例えばYouTubeチャンネルページのトップ画像を差し替え、クラウドファンディングに関連する再生リストを作成し、トップの自動再生動画をクラウドファンディング実行宣言の動画を配置する作業を行い、全体の盛り上がりを演出しました。
 一方SNSではPRする対象を少しずつ広げ、成立が近づいているようにアピールを行っていきます。
 Twitterでは自動定期投稿の画像リンクを一定の進行度に合わせた画像へ差し替え、毎日の手動PR投稿の範囲をFacebookとGoogle+にも拡大させていく準備を行いました。
 
 アクティブなアピール活動を一旦控え、常設できるPRを徐々に増やしていくことで、後半部の日程で大きく盛り上がりを見せるよう、パワーを蓄えつつ確実なアクションを実行していく算段を進めていきました。

●突然の目標金額突破

 プロジェクト成立確定の一報が入ったのは6月17日。
 その前日から大口の出資が連続して入り、想定していたペースを良い意味で崩していましたが、それが更に連鎖反応となって目標金額を突破したと考えられるかもしれません。
 
 クラウドファンディングの通例では、募集を始めてからブレイクするポイントが幾つかあるとの事です。
 それが目標金額の30%・70%の2箇所で、前者は期間の1/4経過までに達成できるようプロモーションする基準であり、後者は継続的なファン以外にも注目されやすくなる基準と言われています。
 ルミナスタジオの事例では最初の1週間で50%にまで到達したのもあり、TwitterのPRツイートに用いた画像を50%・70%・100%以降10刻みで画像を差し替えました。進捗に応じて自動的に行われるプロモーションを少しずつ変えていくことで、プロジェクトの盛り上がりを大きく主張していくことに成功していたと思います。
 
 募集開始から2週間で目標金額を突破したのは、構想を始めて1年のリサーチ期間・プロジェクト案作成前段階の工程構想・掲載前後のプロモーション活動の徹底が背景にあり、プロジェクトを成立させる一番のポイントは、何よりも『何事も堅実にプランを組み立て実行する』ことであると実感しました。
 自ら組み立てたプロモーションのプランを、無理無く確実に実行していく様子を支援者へ見せていくことで、その努力の成果は確実にSNSを通して広がっていくことでしょう。自己要因で停滞する様子を見せず、常に何かしら動き続けていることを対外的に公開し、より多くの人にプロジェクトに興味を持って頂けるようなアクティブさを上手く主張していくことができるはずです。

●プロジェクト成立後の活動

 成立が確定し、最終的に今回のプロジェクトで集めることのできた資金は526,000円となりました。
 ここからMotionGalleryへの成立時支払手数料を差し引き473,400円が運用資金として託されたことになり、ここから予定されている作業と発注を行っていくことになります。

 制作予定期間は2ヶ月。
 その間にイラストレーター側の不幸など様々なトラブルがあり、納期に大きな遅れが生じてしまいます。
 イラストレーターのみならず、クリエイターは心と体の調子無くして作品を作ることはできません。それは一般的な仕事も同じです。
 プロジェクトマネージャーであるBreakthrough_ace.輝鳴もまたクリエイターであると自覚しているため、心情を理解し、ルミナスダイアリー本編4周年の公開日までに、編集に支障が出ない程度のギリギリの日程調整を進めていきます。
 相手方の調子を伺いつつ、自分自身の負担を問わない無謀な作業工程の調整でしたが、何とか予定されているデータを納品頂くことができました。

 こうして2014年10月04日、ルミナスタジオの代表作品『楢崎留美のルミナスダイアリーシリーズ』は4周年を迎え、新たなキャラクターデザインによってアニバーサリー企画を遂行させていきました。

 本プロジェクトでの大きな反省点としては、企画を立てて成立してからの作業管理がまだまだ甘かったと感じられる点が挙げられます。
 作業工程の遅れにより、プロジェクトの進捗報告が滞ってしまい出資者への的確な情報提供を行うことができず、一時期不安にさせてしまった事も改める必要のある要素でもあります。どんな小さな事であれ、進捗の報告を行い情報を提供する必要と義務が外れかかってしまったことは、信用にも関わる問題のため欠かさず徹底すべきであると実感しました。
 イラストレーター(またはプロジェクトに関わる担当者)の能力や作業・モチベーション等を鑑みたスケジューリングと明確な工程表が存在しないままの進行であったため、現代のインターネット上で普及しているクラウドサービス等を駆使したプロジェクト管理をより調査した上でクラウドファンディングを実施しておけば、プロジェクト始動後の運営が非常に効率化できていたのではないかと考えています。

 今後新たにクラウドファンディングによってプロジェクトを始める際は、以上の反省点を踏まえより効果的・効率的に目的を遂行させていきたいところです。
 今回よりも小規模になるかもしれませんが、機会がございましたら是非ご参加頂ければと思います。
 

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